aoiumiのブログ

その日の出来事を書いていきます。

喉に餅を詰まらせる事故多発

毎年お正月になると餅をノドに詰まらせる事故が多発している


日本歯科大学附属病院口腔介護・リハビリテーションセンター長の菊谷武さんは次のように述べている。


人間は誤えんや窒息を起こしやすい喉の構造をしている。
器官に通じる呼吸の道と、食堂に通
じる食べる道とが交差し、スイッチ
の切り替えで呼吸やえんかを繰り返
す。


加齢により危険が高まる理由は、スイッチの切り替えが遅くなるため。また、口やノドを絞り込む力の低下もある。


一度にすべてを飲み込めず、残ったものが呼吸を再開したときに気管に入り込む。


機能低下の重要なサインは、


異物を排除しようとする「むせ」の


症状。お茶や自分の唾液でむせる、


食べ物がへんなところに入った感じ


がする、飲みにくい食べ物がある、


食後に口をゆすぐと水と一緒に食べ


物が出てくるなどの症状が出始めた
ら注意。


注意する食物は、水やお茶などサラサラした液体。一気に流れ落ちるため最もリスクが高い。


乾燥してパサパサしたパンやせんべい、粘り気の強い餅や団子、噛み切りにくい肉やタコにも気を付ける。


焼き海苔やワカメなどくっ付きやすいもの、コンニャクなどバラバラになるのも気を付ける。


食べ方


①顎を引き、やや前かがみの姿勢で、集中して食べる。テレビやおしゃべりに気を取られすぎないこと。


②粘り気の強いものや噛み切りにくいものは、一口の量を少なくする。


③流れの速い液体と遅い固形物とが交ざっている味噌汁は、タイミングを合わせるのが難しい、汁と具を別々に食べるといい。


注意事項


①歯の不具合で、よく噛まずに飲み込めば危険性が高まるので、入れ歯の調整や歯の治療はこまめに行う。


②餅、くりきんとん、田作り、かまぼこなどのおせち料理は、粘り気があり硬いものが多く、正月には十分気を付けること。


③子供やお年寄りには小さくして食べさせる。


 我が家の年越し料理

今日も皆様にとって、素敵な一日になりますように。