世界最悪なトイレ・・・2
石田ゆうすけ「いちばん危険なトイレといちばんの星空」より抜粋
中国へ来て最初の頃だった。安宿の共同トイレに入った瞬間、ぼくはあおむけに倒れそうになった。
なかにあった4つの便器すべてに、個体が山積みになっていたからだ、その様子からすると、複数の人のものが積み重なっているようだ。
どうやら便器の水洗が故障しているらしい。それも4つ全部。
でも一応栓を捻ってみた。するとなんというか、水が勢いよく流れだし、大量のブツが機関車のごとくのっしのっしと運ばれていくのである。
世界一危険なトイレ
アフリカの内陸部にある国、ブルキナファソの小さな村でのことだ。
食堂でメシを食ったあと、トイレの場所を聞くと、おばさんは十メートルほど先の小屋を指差した。
行って見ると、その小屋は地面に日干しレンガを積んで四方を囲っただけの簡素なものであった。ただ通常のトイレと違う点があった。排泄用の穴がないのだ。
囲いのなかは普通の地面があるだけ、で、排泄されたあともない。ということはそもそもこれはトイレでないのだ。
食堂に戻り、もう一度トイレの場所を聞いた。するとおばさんは「だからあれだ」と、もう一度同じ小屋を指差す。
パンツをおろしてしゃがみ、地面の上でことをはじめた。間もなくドスドスドスと重い足跡が聞こえてきた。ドキドキしながら入口のほうをみると、壁の向こうから巨大なブタがヌッと顔だした。
なぜここに排泄物が残っていないかようやく理解した。
ようやくことを終えて短パンを引き上げ、急いで外に飛び出した。。それと入れ替わるようにブタは囲いのなかに突入し、バフバフバフバフ!物凄い勢いでぼくの分身を食べ始めた。
西アフリカのほとんどの国はイスラム教なのでブタをたべることはない。しかしこの国ブルキナファソの町にはなぜかブタの串焼きがあった。
一口食べたら「うえええっ」その肉の臭いはまさに糞だった。
ラン&ウォーキング日記
8月の目標
113ヶ月連続75万(600km)以上に挑戦(既に達成した100万歩連続60ヶ月含)
2023年8月6日
累計歩数
145.769.941歩距離
約116.616km
地球1周4万キロとして2.91616周
①8月の目標 75万歩1日25.000(20.0km)
②8月6日の実績29.208歩(23.4km)
③8月トータル180.542歩(144.4km)
達成率24.1%
今日も皆様へ素敵な1日が訪れますように!
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